昨年12月の50歳突入バースデー・ライブの時に、
ステージ上でバンドメンバーやスタッフからプレゼントしてもらった、
オベーション(エレクトリックアコースティックギター、
通称エレアコの代表ブランド)。
僕にとって一生の宝物になったことは言うまでもありません。
思えば初めてギターを触ったのは中学2年生の頃、
学校の音楽室にあったガットギターでした。
時はフォークブームの真っ只中、
友達が吉田拓郎さんの『旅の宿』(浴衣の君は尾花の簪〜)や、
『人間なんて』(人間なんてラララララララ〜ラ〜)を、
ギターを弾きながら歌っているのを見て刺激を受け、
自分にも弾けるだろうかと思ったのがきっかけだったような気がします。
それからなんとか中古のギターを手に入れ、
毎月ヤングセンスというフォークギターの本を買って、
押さえやすいコードの曲をジャカジャカと弾き始め、
ある程度弾けるようになった頃初めて曲を作ったりもしました
(確か、僕の部屋に遊びにおいでよ〜とかいう女の子を意識した曲だった。
もちろん当時下心はない)。
そういった意味では35年以上ギターと付き合っていますが、
業界に入ってから曲を作ったのは、
1985年から86年にかけてO.Aしていたアニメ『昭和アホ草あかぬけ一番』
から生まれたユニット『CHOKI』(井上和彦、荒川美奈子、本多千恵子、
そして僕)でライブ活動(歌、コント、瞬間芸などをやっていた)
している頃に、何曲か作ったくらいで(僕のアルバムに入っている
「ブランニューデイ」や「潮騒」も実はこの頃作った)、
それからはギターをケースから出すことも滅多になくなり、
硬かった左手の指先も次第にフニャフニャになっていったのでした
(人生も・・?)。
そして時は流れ2006年春、
再びギターを持つ日々がやってきました。
そう、僕の初ライブ(2006.7.5 南青山マンダラ)が決まった頃です。
もともと上手くはないものの、ギターに触れる喜びを再び感じ始め、
今では僕の音楽活動に欠かせない相棒になっています。
ましてや、喉から手が出るほど欲しがったオベーションが相棒になり、
ジュウ&オベが結成されたのですから、何をか言わんや!
ジュウ&オベは現在、来る9.28(南青山マンダラ)の
『J's Music Action the 7th』に向けて奮闘中です。
どうぞ、(大なり小なり)ご期待ください!
ps.もっと手が大きくて指が長かったらな〜 (ギター上手かったってか?)