さてさて夜がやって来ました。
一日の第二部の始まりです。
僕はこの第二部になると、
疲れていてもけっこう元気になってしまうという
不思議な習性を持っていまして、
早く帰って寝れば良いものを
気がつくと今宵もいつもの店のカウンターに座っているという次第です
（もちろん毎日ではない）。
今回はそんな或る夜のメニューをご紹介しましょう。
まずは枝豆に谷中生姜（いずれも夏の定番）、
刺身（鮪、秋刀魚、帆立、生ダコ）、
そしてそして特筆すべきは
写真の一番手前に写っている『イワナの塩焼き』。
初めて食べたワケではありませんが、
これが超ウマかったっす（アユに失礼？）。
若い頃は肉食人間だった僕ですが、
今ではすっかり魚食（?）人間、
改めて日本人に生まれて良かったと
実感している今日この頃であります。
とはいえ食の危機が叫ばれている今のご時世、
悠長にそんなことも言っていられませんよね。
日本でも20万隻もの漁船が一斉休業するくらいですから。
『今日も陽が昇り、陽が沈み、すべてのものがその恵みを謳歌する』
去る6月21日、乃木神社の夏至祭で僕が朗読した
『天照大神 天岩戸にお隠れになる』の冒頭の一節ですが、
人が地球とその自然から受ける恵みを再び謳歌できる日は
やってくるのでしょうか？
そんなことを考えながら夜は更けていくのでした・・
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