今回は、去る13日の『春だ! 花見だ! 桜祭りライブ!!』で
お客様に初めて聴いていただいた
オリジナル曲について書きたいと思います。
まずはオープニングの『一輪の花』
今回のライブを新しい曲で始めることは
自分の中で決めていて、『一輪の花』
というタイトルも決まっていました。
それでも「いざ、つくるぞ〜」と意気込んでみたところで
なかなかイメージが歌詞やメロディーにならず(どの曲もそうですが)、
さながら昔の小説家のように書いては
「違う!」と自分に叫びながら丸めた紙をゴミ箱へ投げ
うまく入ると「ナイス シュート!」などと自画自賛しながら
結局時間だけが過ぎていくといったような
何とも言いようがない僕の捜索活動、
いえいえ創作活動なのであります。
一応出来上がっても試行錯誤しすぎちゃて
果たしてこの曲が客観的にどうなのか頭の中は無重力状態、
つまりは聴いていただいた方に判断を委ねる
といったところでしょうか。
とはいえ、自分で創った曲はそれなりにかわいいもので
お客様に拍手をいただいたときに「良かった 良かった」
と曲と抱きしめあうような気分は格別です。
それでは、歌詞をご紹介しましょう。
『一輪の花』
さあ 目を覚まそう
そろそろ出かけよう
朝もやの中を今
いらないものは
全部置いていこう
したためた想いだけけたずさえて
さりげなく生きるのはもうやめよう
心のおもむくままにいこう
ああ あなたはあなたであれ
どんな時もその鼓動を信じて
風に吹かれ折れそうになっても咲きつづける
一輪の花
さあ 始めよう
もう一度夢見よう
あきらめていたこと今
ずっと真っ直ぐな
道なんてないのさ
行き止まり引き返すときもある
思い出にすがるのはもうやめよう
知らない自分を探しにいこう
ああ あなたはあなただけの
物語を綴っていくよ
重い扉開ければそこに咲いている
一輪の花
お次は井上和彦さんに捧げたこの曲
『この街から』
あなたといるとホッとするよ
何かに包まれて
あなたといると悲しみさえも
どこか消えていくよ
この街から翼広げて
大空に羽ばたいた人よ
もっと高く飛びつづけてほしい
いつ いつまでも
その笑顔が その声が
僕の心を熱くするよ
忘れないであなたを想う
この気持ちがそばにいることを
あなたがいると聴こえてくるよ
懐かしいあのメロディー
あなたがいると見えてくるよ
セピア色したあの日
この街から夢の扉開け
未来へと旅だった人よ
もっと遠くを目指してほしい
どこ どこまでも
そのやさしさがその瞳が
僕の心にぬくもり満たす
忘れないであなたはいつも
どこにいたって一人じゃないことを
次回、もう2曲ご紹介しますね。
お楽しみに!